認可保育園の増改築

施設を運営していく中で、水廻りの改装や保育室を広げたり、収納スペースを確保したり、と増改築のニーズは少なくありません。

軽微なものであれば、日常の修繕をお願いしている工務店等にお願いするのが一般的です。
建物の躯体(建物を支えている部分)に関わる工事については、構造部分に支障がないか、建築士等に相談します。一定以上の費用が掛かる場合、『入札』になるケースもありますので、管轄の市区町村にも相談しましょう。

また、一定条件に合致した増改築に対しては、補助金が出る場合があります。どのような工事を行いたいかが固まった段階で、管轄の市区町村に確認しましょう。

施設を長く大事に使用するためには、中長期的に修繕計画を立てることも必要です。
ほとんどの分譲マンションにおいては、修繕費を積立て、長期修繕計画に基づいて建物を長持ちさせるため、定期的にメンテナンスを行っております。
同様に、保育所においても長期修繕計画を立案し、定期的にメンテナンスする必要があるのですが、長期修繕計画すらないのが実情のようです。

トイレを修理したら、翌年建物を建てかえることになった、などと費用の無駄をなくすためにも効果的です。

 

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